どのような製品を成型するのか、ソフト面
で、お客様からの提供がない場合、金型のデザイン段階からCADを引くシステムにも対応しています。そして図面
上では掴みにくい3Dイメージもカーボンマスターモデルを作成すれば簡単に把握できますし、これにより、成型後状態の予想が予測でき、アバウトな成型レートの計算が可能となります。CAD上のデーターは修正が簡単なので製品のバージョンアップ時には、過去の資産を有効的に生かすことが可能です。又、ディスクに入れたデーターは分類移動整理が簡単ですので納期の短縮にもつながります。 |
NC機による金型製作は、ワイヤー、フライス、放電方式と目的の金型の形状に合わ
せてチョイスしています。特に、放電方式の場合、金型製作にハイパー機を使用
していますので、他社に仕事を出す時の約半分の納期で製作することも可能です。また、放電目処理等、金型の最終仕上げも、鏡面
磨きやクロームメッキ、シボ加工と、 きっちりと仕上げをさせていただきます。使用する鋼材については、出来る限り良い物をお安く使用して頂こうと考えていま
すが、もっと安く作りたい、とおっしゃる場合も、鋼材のランクを落として製作する
ことが出来ますので遠慮なくお申し付け下さい。
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出来上がった金型を基に製品の量
産へ入ります。場合により、金型のみのご注文も承る事があるかと思うのですが、この場合でも別
途料金を頂ければ試作成型を行い、サンプル取りをし、量産に入る迄の協力もさせて頂きます。通
常の成型では、アジア諸国での成型が難しいポリカーボネイトの成型をはじめ、ABS樹脂、ポリスチロール樹脂、ポリプロピレン樹脂などお客様のご要望どうりの樹脂で、成型させて頂いています。もちろん、各樹脂ともども成型後の樹脂の収縮率は違いますから、金型の製作時に計算しておくことが必要ですが。
又、ヒンジ等が製品にある場合も、樹脂内のインパクの比率を変え、うまく稼働するように成型させて頂きます。
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